君子からの一言

２００４年３月、新作のレコーディングをしました。前作"KIMIKO"から丸４年経ってしまいましたが、暢気な私らしいペースかもしれません。とにかく、自分で言うのもなんですが…言っちゃいます"良いもの"ができたと思います。自分自身の歌に関しては反省があり終ってみればの欲も生まれてきはしますが、レコーディングに参加して下さったミュージシャンのみなさんの情熱が最高の演奏となった作品として世に出せる訳です。ミュージシャンのやる気を熱く掻き立てたのは，何よりも小曽根真さんのアレンジの妙です。それに加えて，リハーサルからの進行の上手さは緩急自在、各ミュージシャンに対してのアドバイスは、他の人に言われればどう感じるだろうかと思われるような事も、小曽根さんの中心に有る思いやりと敬意に支えられてすんなりと受け入れられ，其の後の音にイキイキと反映されていきました。ビッグバンドでのレコーディングは初めてのことでしたが、参加ミュージシャンの皆さんが一緒にできたことを喜び、あの作品を創ったことを誇りに思っていてくださる。こんなにうれしいことは有りません。
今日は，とりあえずのお知らせですが，又ぽつりぽつりと詳細をお伝えする予定です。
何せ発売は１１月，まだ時間は有るようですから…・
はい，あんまり間を空けないようがんばります！

2004年4月1日